しみず小児歯科のブログ
〜歯科医がお口のことを自由気ままに書いてみた〜
雑談

近未来テクノロジー3Dアバターがやってくる!

リニアモーターカーが静岡を通るかどうか微妙な情勢です。

 

さて、そのリニアモーターカーは物凄く電気を喰うけど経済効果は抜群と言われています。しかし、建設費10兆円の元を取る間に

IT・AIを含めた科学はもっと進歩して、商取引などの経済活動に関しては

リニアじゃなきゃいけないの?となるのではないかと思うところはあります。

ということで、

今日は現地に行かなくてもプレゼンや会議ができる3Dアバターの話です。

3Dアバター:自分をインターネット上の仮想空間に分身として表示させる3Dモデル)

 

情報通信研究機構ユニバーサルコミュニケーション研究所がこの3月に発表した新技術は、

カメラたった1台で撮った映像から表情豊かで細かい動作まで3Dアバターとして仮想空間に再現できるというものです。

 

今までの技術では、多数のカメラと多数の特殊センサーが必要で、

しかも仮想空間で動く分身はCGキャラクターだったりしていました。

 

今回の技術は、

1)カメラの前で一回転してフルボディ映像を撮ってモデルを構築する

2)本人が動くとAIが読み取って3Dアバターの顔の表情と身体の姿勢を仮想空間上で再現する

というもので、微小な時間の顔や身体の微妙な変化を再現して、

しかも、真正面のみならず、後ろ、横など様々な方向からも表示してくれるので、3D仮想空間にあたかも本人が存在するかのように表示させることができます。

 

本人の細やかな表情の変化や何気ないちょっとした仕草まで仮想空間に3Dとして再現することができるので、

遠く離れている人たちが一つの部屋で会話している状況を作り出すことができ、しかも心の機微が伝わりやすいので、お互いの理解を深めることができると期待されています。

 

仮想空間における多人数のオンラインの遠隔ミーティングに活用すれば、

将来、深い信頼関係の構築やシビアなビジネス交渉もリモートで可能になり、実際に会う機会はそれほど必要ではなくなるかもしれません。

 

さて、10年後のリニアモーターカーはどうなっているのでしょうか。

まさかのハイパーループに逆転負けってことがないように願っています。

 

リニアの原動力である超電動に関して言えば、リニアモーターカー以外の乗り物、医療機器や送電線等のインフラにも期待が大きいので発展してくれたらいいなと思っています。