前回の「食欲の秋」に続いて
今回は「芸術の秋🍄」特集です。
院内にある芸術作品(?)をご紹介します。
ロールス・ロイスと言えばボンネット先に付けられたThe sprit of Ecstacy.
羽ばたく女神像はロールス・ロイスの象徴で脚を伸ばしている、跪(ひざまず)いているの2種類があります。
↑これは後者の方で1934年という刻印が横に彫られてます。
通勤路にある石屋さんから台座となる大理石を買ってきて、ちょっと色が寂しいのでマークをはめ込んでみました。
受付の歯ブラシの箱にブックエンド様に置いてあるのですが、誰も気づいてくれないみたいです。
1930年代のアールデコ。
スコッティードッグが可愛い黄銅製のカードトレーですが、受付のハンコ置きに使っています。
100年近く前のものでも使えるなら利用した方が何か楽しい。
1973年9月22日、ウェールズのペンブローク城で行われる予定だったローリング・ストーンズのコンサートポスターです。
彼らはウェールズの若者を墜落させるとか、大切にしている歴史的な城を開城するなんてクロムウェルの侵攻を許すようなものだと地元でコンサートの大反対運動が起きて、
結局コンサートは中止になりポスターはほとんどが破り捨てられました。
このポスターは爪痕はあるしめちゃくちゃに折れてるし破けてるしで、おそらくゴミ箱から拾ってきたものだと思います。
それを二束三文で買ってきて和紙の自家製裏打ちでなんとか額装できるまでにしました。
中学時代の同級生が描いてくれたペン画です。
可愛くも緊張感のある絵です。
元静鉄バスの運転手。趣味が筋トレで「バスの運転ってもんはな、心でするもんだ!」という猛者(もさ)がこんな繊細な絵を描くなんて。
大きなコントラストは二羽の鳥だけではないところがなんとも痛快です。
額とマットは隣のリトグラフ屋さんが選んでくれました。ちょっと格調高くなってます。
患者さんに「お荷物は鳥の前に置いてください」という具合に、ここのチェアサイドでは欠かせないアイテムです。
このフォトスタンドはイギリスのストークからやってきたスティーブのお土産。
写真も彼がストーク・グラウンドまで行って撮ってきてくれました。
スタンリー・マシューズです。
名選手で紳士でもあった彼が勝者から遠かったことで、何か賞をあげたいということでつくられたのが今も続くイングランド最優秀選手賞とバロンドール賞と言われています。
と言うわけで当然ですが共に第一回受賞者はマシューズです。
カズがマシューズの最年長出場記録を抜いたときには日本でもマシューズのことがちょっと話題になったけど、本当にちょっとだけだった。
BBCニュースはカズが偉大なマシューズの記録更新と大きく報道していました。
ストーク・シティーFCのニックネームはPOTTERS陶器職人、
ストークはウェッジウッド、ミントンなどイギリスを代表する陶磁器会社の故郷です。
ダーツのキング、フィル・テイラーはここの住人でスティーブの家の前をよく散歩しているそうです。
いずれも貰い物か蚤の市オークションで買ってきた物ですが、とても気に入っています。